月刊セレッソ6月号

LONG INTERVIEW/アキ
西:アキさん、(インタビュー)断られるとばっか思ってたんですけど
ア:いやあ、断ったんですけどね
西:嘘だ、断ったんだ
ア:無理くり
西:いやいや、もう来て頂いてありがとうございます
ア:いえ、とんでもないです
西:帰ってこようと思ったきっかけというか、それは何だったんですか
ア:やっぱモリシがね、引退せざるを得なくなって、「あと頼む!」と
西:言われたんですよね
ア:頼まれてもって
西:でも嬉しい言葉じゃないですか
ア:嬉しいですけど、あと、なっちゃん(名波)も引退するっていうことになって報告もらった時に
 「唯一の心残りはやっぱセレッソを落としたまんまにしてるとこなんだよなー」みたいな
西:名波さんゆうてましたね
ア:そこが…。じゃあ、オレだけ?みたいな。オレ?みたいな
西:アキさんは全て途中出場、監督に言われてることとかっていうのはあるんですか?
ア:勢いと気合を入れてくれ、みたいな。そういうことはこの前実際に言われたんで。
西:難しい場面とかでもね
ア:ホントは出たくないんすよ
西:何でそんなこと言うんですか
ア:ホントは3-0とかで勝ってる時に「お、4点目とか入れちゃおうかな」っていう時に
  出して欲しかったりするときもあるんですよ
西:若い衆頑張ってくれよ、みたいな
ア:でも、ね、ホント、自分が出て、よくゲームが動いてるなっていう印象はあるんで
西:そうですね。
  こういうものを用意しました(「数字で見る西澤効果」としてボードを出す)

  第15節〜20節 チーム成績 6戦4勝2分18得点
  計5試合出場(108分1得点)
  西澤選手が出場している間の総得点 11得点

  ほぼ10分に1点入ってるんですよ
ア:あー、はい
西:えー、もうちょっとびっくりしてくれるかなと思ってたんですけど
ア:まあ、よく、でも点が入るっていうのは、試合終わった時なんかも、
  結構若いやつらが「やっぱ、なんか、アキさん入ると動きそうな気ぃしますー」とか
  言ってくれるのはすごく…チームの中でそういう、アキさんが出てきたらっていう風に
  思ってくれるのはすごくありがたいし、逆にみんなも分かりやすいスイッチになるのかなと。
西:なるほど
西:(プロ)15年で自分自身が変わったポイントはあります?
ア:遅刻しなくなった
西:ほーっ
ア:当たり前ですか、社会人として
西:僕はそう思いました、当たり前ちゃうかなと
ア:あとはもう、慌てなくなりましたね。
西:それはサッカーでももちろん
ア:サッカーでも何でも。よっぽどのことがないと。最近慌てねーなーみたいな。
西:へぇー
ア:だから、ピッチとかに立っても、ボールとか奪われそうでも、あんまり慌てる感じはしない、自分の中で。
西:じゃあ、一個一個の自分のプレーであったり自分の判断だったりっていうのを
  落ち着いて冷静に判断できるという
ア:以前に比べたら、やっぱすごくそういう感情はあると思います。
  落ち着いて、(ボール)取られちゃったりするんだよね。それ、あかんやんみたいな。
  でも全然慌てない、みたいな。
西:おもろい
ア:取られても慌てないよって。すって戻りゃいいやって。
  そこでなんかバタバタしちゃうとチームもバタバタしちゃうし
西:はぁ、なるほどね
ア:だから、ミスはもちろんあるし、ミスしても、周りがミスしても「まあ慌てんな」と。
  1点取られても慌てんなと。
  長いシーズンなんでね、たまには負ける試合もあるとは思うんですけど。
  それを引きずっちゃいけないと思うんで。連敗は絶対しないように。
  そして、勝てる試合は必ず勝つ、ホームはやっぱ必ず勝つような試合をしてかないといけないかなと。
西:いやぁ…頼もしい
ア:一応ね、最年長(33歳)なんで。ぞろ目ですよ
西:ぞろ目で
ア:はい
西:ぞろ目魂で
ア:はい
西:じゃあ最後になりましたけど、サポーターのみなさんに一言、メッセージをお願いします
ア:これから、厳しい夏のシーズンになりますが、みなさんお体に気を付けて。
  僕らは死に物狂いでピッチを走り回るんで、みなさんも是非スタジアムまで来て、熱い声援お願いします


話題が変わったとこで改行入れればよかったなー
あとはそれぞれ色変えた方が見やすいよね。まあ、いっか。