超私的メモのような

3/11から3週間経った。


私が仙台に住んでいた頃から地震はしょっちゅうあったし、
ある意味慣れっこになっていたところに今回の地震、そして津波
いろんなところで、「○年中には大きい地震が来る」とか言われてるけど、
まさか本当に来るとは。TVで津波が街に押し寄せ、街が飲まれていく様子を見ても
それが日本、東北で起きていることとは理解できなかった。どこか遠い外国で
起きているのを見ているような。


仙南にある実家は海岸から遠く離れたところにあり、幸いにも津波の被害は免れた。
それでも地震の被害は少なからずあり、またライフラインも断絶していたので
連絡を取ることもかなわず、しばらくは本当に心配で心配でしょうがなかった。
こういう時にやたら電話したらダメとか言うけど、いざこういう時になると
してしまうよね。そしてSBMの弱さに改めて気付かされた。全然使えない。
災害用伝言板を使って、友人の安否を確認しようとしても、相手が登録していなければ
検索できないという当たり前のことにぶちあたったりもした。果たして自分なら冷静に
そこに登録することができるか?無理だろうけど、こういうものがあるということを
頭の片隅に置いておかなければなと思った。


被害が大きかったところはニュースで取り上げられるので、そこが今どういう状態なのか分かるけど
そうでない地域はほとんど情報がないのでそれを見つけるのに苦労した。
私はTwitter、友人はmixiで地元情報をチェックしていたけど、
mixiはよりローカルな情報が入手できるようで、そこで見つけた情報は
現地にいる母によるとかなり有益なものが多かったらしい。
Twitterでも実家のあるまちの状況を知ることができたけど、そこまでローカルじゃなかったな。


ただ、津波地震の被害が少なかったから、まともに生活ができているという訳ではなく
ライフラインが断絶したという点は変わらないにも関わらず、そこまで支援の手が回らないのか
物資不足、食糧不足に陥ってる人、地域がある。友人の実家なんかはまさにそれで
こちらから食糧を送っているとのこと。田舎は物流止まってスーパーが開いてないから
街のスーパーに買出しに行こうとしてもガソリン不足で車が出せないんだよね。
ライフラインが復旧しても、まだ物資不足は続いているようだし…
仙台の友人の話を聞くと、仙台は大手スーパーが営業を再開したり
だんだん復旧していってるよう。私の実家の方はようやくJRが復旧するらしいし。
都市部が元の姿を取り戻そうとしている中、その動きが田舎の方まで波及していけばいいのにな。


関西に住んでいると、計画停電に協力することもなく、募金以外で何ができるんだろうと
思ったりもしたけど、まずはしっかり働いて、しっかりお金を稼ぎ、
そしてそれを遣って微々たるものでも日本の経済を回していかなきゃなと。ちょっと大げさかな。