中学時代はずっと美術3だったけど好きなものは好き。

今日は明日まで開催の栄光のオランダ・フランドル絵画展(神戸市立博物館)に行って来た。年明けに新聞で開催告知を見てからすごく楽しみにしてて、それなのに一緒に行く人と都合があわなくてずるずるとこんなぎりぎりに行くハメになった。


2000年の大阪市立美術館での「フェルメールとその時代展」で、最終日に行って、炎天下5〜6時間並んだっていう苦い思い出があったので開館の1時間前に行こうと言っていたのに、連れが「チケット忘れた」とか言い出し、結局目的地に着いたのは30分前。すでにそこそこ並んでたけど、それほどでもなかった。先着100名にポスタープレゼントということで引換券を配ってて、それが自分達の10人前くらいで終わっちゃったのが残念。もう1本早い電車でくればもらえたのに、残念!


100人並んでいてもそんなに混んでるという感じではなく(以前、同じ神戸市立博物館でやったエジプト展?ミイラがきたやつ、あれの方が混んでた)場所によっては自分のペースでじっくり見れた。宗教画に描かれた赤ちゃん(天使)の、ふくふくとしたからだ、ばら色のほっぺとか見てると何かしあわせな気分になる。花の画がいくつかあったけど、その精密さより鳥とか犬とかの画の精密さに単純にすごいなと思った。あと、聖杯と果物の画の果物が写真みたい、というかそれ以上に美味しそうに見えた。


で、お目当てのフェルメール「画家のアトリエ(絵画芸術)」。ここだけ別に展示されててじっくり見れるようにしてくれてた。いろんなものが細かく丁寧に描き込まれてる中で特に地図のタペストリー(?)には感動した。光の当たり方とかも。モデルさんの月桂冠を画の中の本人が描いているのが見えるのは面白いと思った。ただただ、いいな〜〜と見てきたのでありました。


この画を所有している美術館の写真を見たんだけど、外国の美術館はいいなぁ。
いつかお金持ちになったら(笑)外国に長期滞在して通い詰めたいよ。


フェルメールの作品名を検索してるうちに見つけたこちら

来年、またフェルメールが来日します。ドレスデン国立美術館展での『窓辺で手紙を読む女』です。05.3.8〜5.22・兵庫県立美術館(まだだいぶん先の話ですが)。

とあるのを発見。知らなかった、コレ。絶対見に行くぞ。兵庫県立美術館自体、まだ行ったことないから楽しみ。日本にはそうそう来ないと思うので見逃さないようにしないと。
今でも後悔するんだよね。99年の「ワシントン・ナショナルギャラリー展」行けばよかったって。あの画はもう日本に来ないよね。ポスターとかじゃなく生で見たかったなー。